【死を前に思うこと】後悔しない生き方を看護師目線で考える

こんにちわヨウです。

病院で働いていると、人の生き死にに直面します。

人は最期を迎えるとき、後悔をするようです。

では、後悔のない人生を送るためには

どうするべきなのでしょうか？

緩和ケアで働く介護者が聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ５

介護士として緩和ケアに携わったオーストラリアの Bronnie Ware さん。

彼女によると、死の間際に人は人生を振り返るのだそうです。

死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5を以下に挙げます。

皆、似たような後悔を抱えながら最期を迎えるんですね

多くの人は、仕事に一生懸命、他者に気を使い、自分らしく生きられなかったということなのでしょう。

でも、自分が生きるため、家族を養うため一生懸命に働いた結果なのですから、自分の過ごした人生を後悔し過ぎるのは、何か悲しさのようなものも感じます。

上記の内容を自分の現状に照らし合わせてみて、自分の人生を考えてみることが大事なのだと思います。

運命に抗えない辛さ、病は人を選ばず襲ってくる

僕は、以前、脳神経外科で働いていました。脳腫瘍により、身体の麻痺が出てきてしまう患者。手術できない部位に腫瘍があり、死を待つしかできない患者。様々な患者さんの最期をみてきました。

１．年齢、性別、地位も名誉も関係ない。病は人を選ばずに襲ってくる

小学生１年生を迎える前に、家族に看取られながらなくなった男の子。まだ、女の子と付き合ったことがないんだぁ・・・と話していた10代の男の子。何も悪いことをしていないのに、人生これから楽しいことがいっぱいなのに・・・。どうして、死ななくてはいけないのでしょうか？

２．運命に抗うことのできない辛さ

ある４０代の男性。これから家のローンを返し、子供の養育費も稼がなきゃいけない。孫だってみたい。徐々にいうことがきかなくなる身体を前に、涙を流しながら、ただただ、運命を受け入れるしかない。

選ぶことができない人生も確実にあります。

今を全力で生き、自分が幸せと感じることを1つでも多くやる

30代も過ぎると、時の流れの早さに驚くことも多いです。人の一生というものはあっという間です。

人生の満足度は、達成したいことがらに対し自分で目標を決め、進んでいくことで高まると思っています。

もちろん、違う考え方、価値観もあるとは思いますが。

そのような人でも「自分が幸せと感じることを１つでも多くやってください」

それは、後悔しない生き方に通ずる１つのヒントだと思っています。

まとめ

「瞬間でものごとはリアルになる」

東日本大震災の悲惨な光景を目の当りにして、思ったことです。

いつ病気になるか、事故や天災に遭うか？誰もわかりません。

人生はあっという間。自分に残された時間はあとどれくらいありますか？

誰と過ごし、何をして、どこに向かうか。

今この瞬間を無駄には出来ない。

今回の記事は「【死を前に思うこと】後悔しない生き方を看護師目線で考える」についてでした。

それでは。