本日は新型コロナウイルスで医療崩壊を起こす原因を考えてみました。
- どのような人に向けての記事か
- 新型コロナウイルスによって、医療崩壊が起こる原因はこれです
- 1.感染対策に非常に手間がかかる
- 2.感染者の増加スピードが上がる
- 3.医療者への負担が増大
- 4.感染者が増えてくると、 医師や看護師は新型コロナ感染者対応の病棟へ移動する
- 5. 重症者をみれる医師や看護師は多くない
- 6. 労働基準法がある中、さらに働けというのは厳しい
- 7.人工呼吸器の台数は限られている
- 8.新型コロナウイルス関連以外の救える命も救えなくなる
- 9.感染症の患者に十分な対策をしないまま濃厚接触した医師や看護師は就業不能
- 10.院内での感染を危惧して外来通院患者が減る
- 11.PCR検査で2回陰性とならないと退院できない
- 12.国の体制や方針も手探りである
- 13.経済破綻で失職する人が増える
- 14.学校が休業
- 15.自分が患者にならないだろうと楽観視する人がいる
どのような人に向けての記事か
・新型コロナウイルスによる医療崩壊する理由や原因を知りたい方
一緒に、新型コロナウイルスによって医療崩壊が起こってしまう原因について考えてみましょう。
新型コロナウイルスによって、医療崩壊が起こる原因はこれです
「Xmind」を使用して、上記のようにまとめてみました。
1.感染対策に非常に手間がかかる
都度感染防御を徹底するには、通常の診療の2倍以上の時間と手間がかかります。
手指消毒、ガウンやゴーグルの装着とか必要ですからね。
2.感染者の増加スピードが上がる
感染者の増加スピードがあがると、多くの感染者が受診します。そうなると、病院も手が間に合いません。
また、 医療者、受診者、入院患者に感染する機会が増えます。そうなると患者の受け入れができなくなります。
3.医療者への負担が増大
感染者が増えると、医療者の負担は増大します。疲労やストレスから免疫力低下につながり、 自身も感染する可能性が大きくなります。
4.感染者が増えてくると、 医師や看護師は新型コロナ感染者対応の病棟へ移動する
地域の医療のキャパは決まっています。感染者が増えてくると、医師、看護師の人数は足りなくなります。そうすると、 十分な医療を提供できないことに繋がります。
5. 重症者をみれる医師や看護師は多くない
実は、専門的にみることができる医療者は多くありません。皆が人工呼吸器やECMO(体外式膜型人工肺)を扱えるわけではないからです。
6. 労働基準法がある中、さらに働けというのは厳しい
すでに医師に至っては、労働基準法で定められた時間よりも多くの時間を働いているわけです。
医師も人間です。疲弊してしまいます。
7.人工呼吸器の台数は限られている
重症化した人、皆に人工呼吸器が使えない可能性もあります。また、 他の疾患や手術後に使用したい患者に使用できなくなる可能性も出てきます。そうなると、 その病院で手術や入院ができなくなることにつながります。命の選別を求められる状況が起こりえるかもしれません。これは、倫理的な問題が絡んできますね。
8.新型コロナウイルス関連以外の救える命も救えなくなる
新型コロナウイルス患者の対応に追われ、他の疾病で苦しんでいる患者を十分に診れなくなる可能性もあります。
9.感染症の患者に十分な対策をしないまま濃厚接触した医師や看護師は就業不能
感染を知らないまま対応して、後で気が付いたとき、その医療者は、しばらくは就業不能となります。
これにより、医療従事者の人手が減ることに繋がります。
10.院内での感染を危惧して外来通院患者が減る
これにより、疾病の症状が増悪し、次に受診をする際には重症化してしまう。 これにより入院が必要になると、いっそう、ただでさえ手が回らない病院は医療崩壊まっしぐらとなるわけです。
11.PCR検査で2回陰性とならないと退院できない
すでに感染している患者は、この検査で2回陰性がでないと退院はできません。こうなるとベッドの空きができないため、医療が回らなくなります。新しい患者を受け入れられなくなるわけです。
12.国の体制や方針も手探りである
自粛要請にて、自宅で過ごす人が増えます。これで抑うつとなる人も増えるわけです。
13.経済破綻で失職する人が増える
先が見えないこの戦い、失職する人も増えます。抑うつとなり 自殺者が増加します。 入院する人が増え、さらに医療崩壊が加速します。
14.学校が休業
子供のために仕事を休む必要があります。 給料を得られないことから、先の不安が増え、イライラや不安が募る中、子供や家族に向けた暴力が増えています。怪我をする人も増え、病院への受診が必要になります。
15.自分が患者にならないだろうと楽観視する人がいる
外出の自粛をしないことで、 自身が感染してしまったり、 他者に感染をさせる媒介者にもなってしまいます。
バカみたいですが「コロナチャレンジ」なるものが流行っていましたね。
まだまだ、考えれば要因はたくさん出てきてしまいますが、
本当に医療崩壊はすぐそこまできています。
我々に出来ることは何か
あやふやな情報に振り回されないこと。自身はすでに保菌者であると捉えましょう。
そうすることで、意識が変わり、周りへの感染防止の配慮を行えます。
今、自分ができることを行いましょう。
それは、大切な人の命を救うことに繋がるということを忘れないでください。
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